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瞬(またたき)
2010年オリジナル楽曲
この楽曲は『侍』をテーマとし、
一瞬に懸ける想い、大切なものを想う気持ち、和心の三つを柱として作り上げました。
曲が始まるとそこには侍がいた時代の情景が現れ、その時代の中で侍は信念を持って生きている。過ぎていく日々の中で、来るべきその時の為に侍は自らに厳しい鍛錬を課し、己の心身を磨き、高めていく。
鍛錬を終え家に帰り着くと、侍にも家庭での何気ない日常があり、穏やかな気持ちが溢れてくる。家族とのやり取り、普段の生活、そうして過ぎていく日々。
しかし、ついに戦の報せが侍のもとに舞い届く。侍はそれまで培った全てをその心と身体に携えて、戦に向かう準備をする。
妻は悲しみを押し込めて夫を送り出し、侍は戦に向かうのであった。そうしてついに戦の前夜。集った仲間たち。それぞれに携えた想いを互いに語らい、共に戦い抜くことを誓い、自らを奮い立たせるのであった。そして戦の火蓋は切って落とされた。相手との激しい攻防、あちこちで響く刀の音。互いに力を振り絞り、己の持つ全てを懸け、最後の一太刀の瞬間!
侍がその一瞬の為に日頃から努力する様や大切なものを想う気持ちを自分たちも見習いたいという気持ちも込めて、この“瞬(またたき)”という楽曲を作り上げました。演舞というその一瞬の為に、チームの仲間たちと日々努力し続けます!
(7代目 砂山知広)
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